"○○"見習いの雑談記?

はじめまして、クリュウです。 主として、日記形式の色々な事書きます!!

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烙印に堕ちた者よ

2009.04.18 (Sat)

どうも~こんにちは。2日ぶりのヒジリです!
理由は簡単です…病気に掛かっていました。と言っても風邪ですが。
という事で、また、ブログの方更新します!!! ぜひまた見て下さい。ここで本の少しですがまた、小説を載せたいと思います。今回もベタな、恋愛系です。では、また更新をw


スイートデー

2月の乙女の戦争は、毎年好きではない。
でも来年からは好きになれそうだ。きっかけは春の終わる2月の半ば……

朝、机に教科書を入れていると一枚の封筒……手紙が入っていた。内容は些細なもので呼び出しの手紙。
『福地君へ。 放課後、屋上で待っています』
呼び出し人の名前は分らない。手紙の事ばかりを考えていたら、いつの間にか、時間は過ぎ去っていっていた。
そして放課後。僕は屋上へと向かう。小刻みよく足音が響き渡る廊下と階段を抜け、目的地とを隔てるドアへ手を掛けノブを回し開く。そこに居たのは今さっきまで同じクラスにいた女子生徒。
気付かれない様に、こっそりとドアを閉める。足音を立てないように、そろりと近付き、肩を軽く叩いて見る。すると彼女は肩を震わせて、
「は、はい! あ、来てくれたんだ」
咲いて間もない花ように綺麗な笑顔を浮かべる彼女。
「ああ、ところでこれ出したのは……宮本か?」
そう言うと、軽く頷く宮本。そして、
「来ないかもと思って、凄く不安だったの。でも嬉しいな、来て貰えて」
「一応、呼び出されたんだ。来なくちゃ失礼だろう?」
「そうだよね。何か呼び出してゴメンね」
「暇人だから構わないって。ところでどうしたんだ? こんな人のあまり来ないような場所に呼び出して」
不思議そうな顔をして聞く僕に驚いたのか、それとも呆れたのかは分らない。でも宮本は頬を膨らませて、
「もーう、鈍感なのか天然なのか分らないよ。もう、これだから福地君は」
そう言うと、宮本は僕の方へ近寄ってくる。そして唖然としている僕の手を握り締める。
「お、ええ!? み、宮本!?」
宮本に手を握られ、慌てている僕を気にせずに宮本は、距離を詰めてくる。
段々と、屋上に移る影が重なり始め、重なり合う直前で、ふっと宮本は身を引いた。
僕は宮本を見る。彼女は先程よりも更に顔を紅潮させて、俯いている。そして僕の視線に気付いたのか、細くて白い指を僕の懐に向かって差す。
僕は、彼女から自分の制服の懐に目線を移す。ブレザーの懐には、いつの間にか、蒼いリボンが掛けてある小さなピンクの箱が入っていた。その箱を見ると、朝の手紙と同じ色の付箋が一枚……
宮本の顔をもう一度見ると彼女はまた俯いて、そして小さな声で、
「開けて見て、手紙と箱を」
箱には、2月の乙女の戦争の、男達が欲しがるものが、そして手紙には、綺麗で小さな女の子らしい字で、ただ一文、
『ずっと傍にいてくれない? この日に毎年貰って……』
僕は、箱のチョコを1つ口に運んで、宮本に言う。
「おいしかった。また今度この日じゃなくていいから作ってくれる?」
恥ずかしい僕の台詞に、お互い真っ赤になりながらも、目線だけはずらさなかった。

後日、宮本は約束通り、作ってきてくれた。それを二人で食べながら、これからの未来を考え始めた。

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